秋への里程 秋山千景 うぐひすのこゑを忘れて聴く蝉のひたむきなれば急ぐなりけり 渓流を伝ひ来れるおほるりのこゑ聴くなへに日はあらはれぬ 木々の指すひかりへ向かふ駒鳥のさへづりとほく夏の明け方 ひと夏を眺め暮らしのあかるさは滅びの色と思ひながらも…
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